ＯＪＴ研修
講座概要
ＯＪＴ（職場内教育）は人材育成において大切な位置づけであり、指導者の手腕が問われます。従来は先輩社員が新卒新入社員に指導するのが一般的でしたが、近年は人材が多様化し、若手社員が年上社員や非正規社員、再雇用の方に業務指導をする場面も増えてきました。本研修は指導担当者を対象にし、仕事の教え方や相手との接し方を学びます。入社後のミスマッチや早期退職を防止するためにも指導のノウハウを知っておきましょう。
プログラム（10：00～17：00の場合）
１.自律型社員を育てよう
- 人材育成には３つの手法がある
- ＯＪＴは何のためにやるのでしょう
- あなたが出会った良い先輩と悪い先輩の違い
- あなたが部下や後輩に求めること
- 指導者に求められること
２.指導計画の立て方
- ＰＤＣＡサイクルで進める
- 指導計画を立てるときのポイント
- 一人で抱えないで周りを巻き込む
- 指導計画書を作成する
３.仕事の教え方
- 業務を体系立てて教える
- ６Ｗ３Ｈで指示を出す
- 報・連・相を自発的にしてもらう
- メモ、ノートに書くのを習慣にしてもらう
４.仕事の引き継ぎ方
- 仕事地図を作りましょう
- 【演習】業務を引き継ぐトレーニング
- 後輩役が感じた先輩社員の良い点と改善点をフィードバック
５.プロフェッショナル集団をつくろう
- よくも悪くも新入社員はあなたの真似をする
- 非正規社員の方へ配慮すべきこと
- 再雇用の方に配慮すべきこと
- 効果的なほめ方
- 注意するときの留意点
６.相手の気持ちに寄り添う指導になろう
- 絶対にしてはならないハラスメント
- パワーハラスメントとは
- セクシュアルハラスメントとは
- 日報やコミュニケーションノートのすすめ
- 個人面談のトレーニング
受講者の方の声
仕事の教え方が具体的にわかったので、全体から部分へ話を展開したいです。
はじめて後輩をもつので、事前に研修を受けて参考になりました。まずは、相手の方のデスクに文具などを入れ、迎える準備から始めます。
ただでさえ忙しいのに、新人の指導を頼まれて負担に感じています。みんなを巻き込もうとアドバイスがあったので、さっそくやってみます。